保安検査について
保安検査は、飛行機の安全な運航を守るために必要な検査で、
飛行機に乗るすべての人に受けていただく必要があり、国土交通省の指示にもとづき行っております。
保安検査では、危険物に該当するものが機内に持ち込まれないように、乗客の皆さんの身につけているものや手荷物を検査します。
検査職員の指示にしたがって検査を受けてください。
安全・安心な空の旅のために皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
出発までの保安検査の流れ
荷物の準備(ご自宅等)
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ポイント!
- 荷物の準備
(飛行機に持ち込めない危険物についての確認)
飛行機に持ち込める荷物荷物の大きさ、数量などは、航空会社によって異なります。詳しくはご利用の航空会社のお問い合わせいただくか、各社のホームページをご参照ください。
また機内持ち込みに制限があるものがございますので、荷物の準備の際にご留意ください。 - 荷物の準備
機内持ち込み手荷物
※お客さまが航空機内に直接お持ちになる手荷物をいいます。手荷物として機内に持ち込めない危険物、条件付きで持ち込める危険物があります。詳しくはこちらをご確認ください。
お預け手荷物
※お客さまが搭乗前に航空会社のチェックインカウンターにお預けになる手荷物をいいます。
国際線航空機室内への液体物持ち込み制限
※国際線では航空機室内への液体物の持ち込みに制限があります。
詳しくはこちらをご確認ください。
空港
航空会社チェックインカウンター
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ポイント!
- 手荷物のお預け
機内に持ち込まない手荷物は航空会社チェックインカウンターでお預けください。
※検査については、係員の指示に従ってください。受託手荷物に液体物を入れることは可能ですが、一部ワレモノ等お預かりできない場合がございます。航空会社により持込めるものが異なりますので、ご利用になる航空会社にお問合せください。
保安検査場
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ポイント!
- 機内持ち込み手荷物の検査
- ご自身の保安検査
機内持ち込み手荷物のX線検査を受けてください
手荷物検査の効率化を図るため、上記プラスチック製袋およびラップトップコンピューター(ノートパソコン)等電子機器類はお荷物から取り出し、それぞれ個々に検査員にご提示ください。また、コート、ジャケット等上着類は検査場にて他の手荷物とは別に検査いたします。事前にご用意の上検査員にご提示いただき、X線検査をさせていただきます。
出発
※混雑時は、保安検査に時間がかかる場合もございますので、空港へは余裕をもってお越しください。
国内線・国際線ご利用の際の留意事項について
基本的には国内線・国際線ともに検査の流れは同様ですが、異なる部分もございますので、詳しくは下記をご参照ください。
飛行機に持ち込めない危険物
- 爆発・発火のおそれのあるものや、燃えやすいもの、有毒物質、凶器になり得るものなどの「危険物」は、
機内への持ち込みが航空法によって禁止されています。
高圧ガス | ライター用補充ガス/カセットコンロ用ガス/キャンプ用ガス/ダイビング用ボンベ/スプレー缶 |
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引火性液体 | オイルタンク式ライター/オイルライター用燃料/ペイント類 |
火薬類 | 花火、クラッカー、弾薬 |
可燃性物質 | 徳用マッチ、炭 |
酸化性物質 | 小型酸素発生器、漂白剤、瞬間冷却剤 |
毒物類 | 殺虫剤、農薬 |
その他の有害物件 | エンジン、リチウム(イオン)バッテリー |
腐食性物質 | 液体バッテリー、水銀、加熱式弁当等(化学反応により熱を発するもの) |
放射性物質など |
条件付きで飛行機に持ち込みができる危険物の代表例
ライターや化粧品、電池など、一定の条件のもと、持ち込み・預けが可能なものもあります。
また、飛行機に持ち込める荷物は、チェックインカウンターでお預けになる「お預け手荷物」と機内に直接持ち込める「機内持ち込み手荷物」があります。
物品 | 条件 | お預け手荷物 | 機内持ち込み 手荷物 |
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喫煙用ライター |
液化ガスライター、吸収材に燃料を吸収させたオイルライター。1人1個のみ |
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リチウム金属電池/ |
・リチウム金属電池:リチウム含有量が2g以下のもの |
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予備のリチウム金属電池/ |
・リチウム金属電池:リチウム含有量が2g以下のもの |
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手荷物検査について
「お預け手荷物」と「機内持ち込み手荷物」は、それぞれ検査が行われます。
お預け手荷物 | 機内持ち込み手荷物 | |
---|---|---|
検査場所 | 航空会社チェックインカウンター | 保安検査場 |
検査対象 | ・お預け手荷物のチェック | ・機内持ち込み手荷物のチェック ・ご自身が身に着けているもののチェック ・搭乗券のチェック |
お預け手荷物 | 検査場所 航空会社チェックインカウンター |
検査対象 ・お預け手荷物のチェック |
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機内持ち込み手荷物 | 検査場所 保安検査場 |
検査対象 ・機内持ち込み手荷物のチェック ・ご自身が身に着けているもののチェック ・搭乗券のチェック |
※持ち込める荷物の大きさ、数量など、航空会社によって異なります。 詳しくはご利用の航空会社へお問い合わせいただくか、各社のホームページをご参照ください。
※混雑時は、保安検査に時間がかかる場合もございますので、空港へは余裕をもってお越しください。
液体の持ち込み制限について
福岡発国際線航空機客室内への液体物持込制限について
国土交通省の指示により、2007年3月1日(木)より福岡空港を出発する国際線航空機内客室への液体物の持込は、
出国手続きの後の免税店などの店舗で購入されたものを除き、以下の通り制限されています。
対象
福岡空港を出発する国際線全便(到着便は対象外)
機内持込手荷物(スーツケース等受託手荷物は対象外)
持込制限ルール
100mlを超える、あらゆる液体物※1 の客室内への持込は禁止です。
ただし、以下の物品の持込は可能です。
- 100ml以下の容器に入った液体物(但し、ライター用充填ガス等の機内持込禁止品は除く)で、容量1リットル
以下のジッパーのついた再封可能な透明プラスチック製袋に余裕をもって入れられている場合(写真参照)。 - 医薬品※2、ベビーミルク/ベビーフード、特別な制限食等
※1【あらゆる液体物】には、ジェル類(歯磨き粉、ヘアジェル等)、エアゾール、スプレー類も含まれます。詳細は国土交通省HPをご参照ください。
※2処方箋等、機内での必要性について照会を求める場合がございます。 - お客さま1人あたりのプラスチック製袋の数は1つのみです。持込にご利用できるプラスチック製袋のサイズの目安は、縦 20cm 以下×横 20cm 以下です。プラスチック製袋はお客さまご自身でご用意していただくようお願いいたします。
- 出国手続き後の免税店等の店舗で購入されたお酒、化粧品類等の液体物は、上記の制限にかかわらず機内へ持ち込み可能です。
- 福岡空港の国際線から出発し、海外の空港で乗り継ぎされるお客さまも、免税店で購入された液体商品に限り、不正開封防止袋( STEBs )に封入することで、 100mlを超える液体物であっても放棄することなく目的地の空港までお持ちいただけます。
- 予告なしに規制の内容が変更される場合がございます。最新情報は国土交通省ホームページおよびご利用の航空会社にご確認ください。